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「お気楽脳天気な」旅の歴史(その1)
2008-04-09 Wed 02:34
私が人生で最初の海外旅行をしたのは1980年、19歳の時のちょうど今頃であった。

行き先はグァム・・・ただし通常のスタイルの旅行ではなく「国民の税金」を使用して「仕事」をしに行ったのである、さよう当時海上自衛隊の護衛艦乗務員だった私は(潜水艦乗務員となったのはもう少し後)、演習&親善訪問としての旅なのであった。


グァムなんて飛行機で行けばたった3時間で到着してしまうわけだが、護衛艦2隻+潜水艦1隻の編成で各種訓練をやりながら、しかも直行どころか横須賀〜呉〜沖縄〜小笠原父島とぐるりと回った後で南下してようやく到着した(笑)

帰路は沖縄以外同じコース、母港横須賀に帰り着いたのは確か1ヵ月半後だった・・・まさしく、

「赤い夕日が波間に沈む、果てはいずこよ水平線よ、今日も遥々南洋航路、おとこ船乗りかもめ鳥」(ラバウル小唄3番の歌詞ね・・笑)

という旅なのであった!!


因みにこの場合我々は「治外法権」である軍艦乗務員であるから、「出入国」したことにはなっていないのだ(従ってパスポート不要、双方の国のイミグレ(出入国管理セクション)は通っていない)。



それから9年後の1989年のやはり今頃に2度目の海外旅行・・・これは現在も所属している派遣会社の社員旅行に一緒に連れて行ってもらったものだ(社員ではないから費用は自前だったが)。

この時初めて「飛行機」に乗った(笑)、行き先はインドネシア・バリ島。

後年になってバリ島・ティルタガンガがすっかり気に入ってトレーニング・キャンプ地?として通算10ヶ月も滞在することになるのだが、この時は、ヌサドゥア・ビーチの最高級リゾートホテルに泊まり(世はバブル景気真っ盛りだったのだ・・・会社も然り!)、あちこちオプションツアーで出かけるまさしく大名旅行(確か1週間だったかな?)。

もっともうちの社長というのは元々総合商社にいて「インドネシアで木材の買い付け」を担当していた・・という経歴の持ち主であるから、その関係でグレードの割には費用も安く、社長自身がインドネシア語が堪能だったからそれはもう「大船にのったような」物見遊山!!(もちろん「飲み食い」は社長の奢りだったし・・笑)


そして3度目の旅こそは、私の人生に決定的な影響を及ぼした「インドへのファースト・トリップ」である。

あれから18年経過した・・・インドへ行かなかった年は93・94年だけ、回数では19回入国・通算約3年半弱滞在(そのうちアルナーチャラには2年9ヶ月位か?・・・最初の10日間以外全てラマナアシュラムでのゲスト生活である)

という具合であるが、それでもやはり「最初の旅」というものの印象はあまりに強烈であり、現在でも旅のあれこれの場面を懐かしく回想したりもする・・・って年をとったってことかしらん?・・(笑)。

なのでぽつぽつとこのウェブ日記にもその、「最初の旅」の出発から帰国までを書き表していきたいと思う、これから初めてインドに行こう!と考えている方には何がしかの参考になろうかとも思うし。


まずそもそものきっかけについては、昨年4月24日の日記に書いているのでそれをご覧下さいざんす↓
http://sirius02.blog6.fc2.com/blog-entry-292.html#more


補足すると当時私は「もっとも稼ぎまくっていた」時期であり、アルバイトの身分ながら、約1年で旅行資金230万円を貯める事が出来たのだ!(一人暮らしの生活をしながらである、確かその時は、「毎月20万円貯金」というのが目標だった・・現在は月収自体が13万円くらいしかないが・・爆)


で、検討の結果「パキスタンIN・上海OUT」という変てこな組み合わせの1年オープンチケットを買った(本来これはパキスタンからフンジェラフ峠を超えて中国シルクロードを旅して最後に上海から帰国する・・・というプラン向けのチケットである)。


目論見としてはパキスタンからインドに入ってネパールも周り再びパキスタンへ、それから陸路西進してイラン〜トルコ〜ヨーロッパ各地(可能ならスペインから対岸のアフリカへ)、エジプト経由でまたパキスタンへもどってからシルクロード東進して中国横断し上海から帰国。

というなかなか壮大な計画だった、期間は約1年。


そして90年7月7日成田から出発・・・帰国は翌年6月20日、まあ期間的には予定通りだったが、その内容はもう全然まるっきり計画とは異なるものに変容してしまった。

成田からパキスタンの首都カラチへ飛び、そのまま国内線でインド国境近くの町であるラホールへ・・・

「事件」はここで起こったのである!!(次回に続く)
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